人と仕事

  • 製造:石永 浩章(2014年入社)
  • 営業:服部 昌樹(2010年入社)

製造

石永 浩章 Hiroaki Ishinaga
2014年入社 工学部機械工学科卒

奥が深い熱処理の世界。 様々な知識を身に付け、 スペシャリストを目指したい。 【製造】石永 浩章  Hiroaki Ishinaga/2014年入社 工学部機械工学科卒

入社動機

長く続いていく会社、長く勤められる会社であることが決め手でした。

モノづくり企業であることに加え、どれくらい続いている会社なのか、自分が長く勤められる会社なのかという点で就職を考えました。会社の規模は気にしませんでした。自分なりに基準で継続性にこだわりました。それで選んだのが当社。歴史があり、鉄がある限り熱処理は欠かせない技術と感じました。会社見学で実際に炉を見学し、その迫力に魅せられたことも決め手になりました。

私の仕事

9つある真空炉を使い、品質の高い熱処理をしていくことが仕事です。
仕事風景(製造)

私のいる工場には新型を含め計9つの真空炉があり、チームの一員として熱処理の作業を行っています。炉の確認から治具の取り付け、部品の搬入、炉の制御、部品の搬出までを担当し、品質の高い熱処理品を送り出していくことがミッションです。コンピュータ制御されていますから、熱処理それ自体が原因で不良品になることはほとんどなく、可能性があるとすればヒューマンエラーによるもの。そのために製品の確認を怠らないよう心がけています。不良品を工場外に出さないためのテストピースでの定期的な抜き取り検査も重要な仕事の一つです。

仕事への思い

覚えることの多い熱処理の世界。できるだけ早く先輩に追いつきたい。

真空炉に関わる仕事がしたいということで入社しましたが、実際に熱処理の仕事をしてみるとその難しさが徐々にわかってきました。一つは熱処理前と後では外観がほとんど変わらず、見分けがつかないことです。したがって処理前のものを出してしまうリスクを常に抱えています。もう一つが覚えることの多さ。熱処理する材質によって温度や時間が変わってくるし、季節によっても条件が変わってきます。制御は先輩が担当しているのですが、いつかは自分がその役割を担いたいと思っています。そのためにもたくさんのことを覚え、経験を積んでいかなければなりません。わからないことをどんどん質問し、知識を増やし、いずれは先輩に追いつきたいというのが当面の目標です。

私の目標

熱処理技能士1級を取得し、いずれは特級をめざしたい。
仕事風景(製造)

熱処理の仕事をしている人間なら誰もがめざす熱処理技能士。3級は1年目に取り、3年目には2級を取得しますが、いずれは1級を取りたいと思っています。そして最終的にはマネジメントの知見も問われる特級をめざしたい。当面は真空炉をやっていますが、その他の熱処理炉も経験し、もっと仕事の幅を広げたいというのも目標です。

ある1日のスケジュール

8:00
朝礼、始業前点検、今日の予定の確認
8:30
製品の治具付け、各炉の搬入、搬出
12:00
昼食
12:45
作業再開
14:00
各炉の点検
17:30
業務日報記入、明日の仕事の確認
18:00
業務後ミーティング
19:00
退社

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